作者『BilliMi』さんのEA『TIRITSUMO_Ver4』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→81点/(100点満点中)
■検証評価コメント:
『TIRITSUMO_Ver4』は良いEAだと思います。
このEAは基本的に全通貨ペアに対応していますが、作者さんは8つの通貨ペアをポートフォリオとして組むことを推奨しています。
その平均値としては、プロフィットファクタが1.63と高く、最大ドローダウンも2.77%と低いです。
資産推移のグラフも平均的にはキレイなほうだと思います。
ただし、通貨ペアによっては波が少し荒いものもありますので、選別して使ったほうが良いと思います。
という理由がもう一つあるのですが
『TIRITSUMO_Ver4』で作者さんが推奨されている8つの通貨ペアのうち、5つがポンド系です。
そこまで集中してしまうと、良い時は多く稼ぎますが、イギリスで問題が起こった時や不調期に入った時は、損失が深く大きくなってしまいます。
リスク分散のためには、ポンド系でパフォーマンスがあまり良くない通貨ペアを削って、他のEAから別の通貨ペアを加えてポートフォリオを組んだ方が良いでしょう。
■個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:12点/(20点満点中)
最大ドローダウン:17点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:17点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:7点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『TIRITSUMO_Ver4』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ:1.63
・最大ドローダウン:2.77%(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・1年間の取引数:約210回
・使用通貨ペア:全通貨ペア対応だが作者さんの推奨通貨ペアとしては8つ
→GBP/CHF・GBP/CAD・GBP/AUD・CHF/JPY・GBP/NZD・EUR/AUD・GBP/USD・AUD/CAD
・使用時間足:5分足
(↓以下は作者「BilliMi」さんの説明引用です↓)
【塵も積もれば山となる】ニューヨーク市場のトレンド調整局面をピンポイントで狙ったEA
【特徴】
ニューヨーク市場の後半、トレンドの戻り調整局面を狙ったスキャルピング~デイトレードEAです。
また、推奨8通貨ペアを同じMT4(ポートフォリオ)で運用していただければ、相関関係を考慮して開発しましたので、ポートフォリオ全体で考えて利益が残せる設定なります。
勿論、単体での運用も可能です。
ポジションは、従来の「TIRITSUMO」シリーズと同様に「1通貨ペア=1ポジション」となります。
【推奨通貨ペア】
GBPCHF・GBPCAD・GBPAUD・CHFJPY・GBPNZD・EURAUD・GBPUSD・AUDCAD
ニューヨーク市場の後半は、トレンドも落ち着きポジションの調整局面になります。
その時間帯をピンポイントで狙ったEAです。
相関関係を考慮しておりますので、なかなか利益が増えない時期もあると思いますが、年単位では確実に利益を上げることができますので、長期的な運用をお勧めいたします。
■リーマンショック(2007年)以降のバックデータを公開中です。
ポートフォリオの月別、年別データも公開しております(ALL_1・2画像)
今回の8通貨ペアを同じポートフォリオで運用した場合のデータとなります。
月単位でマイナスになった月は「153か月中=12ヶ月」、年単位では「12年8カ月中=0か月」という結果となりました。
但し、今回の結果は過去のデータとなりますので、今後を保証するものではございません。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『TIRITSUMO_Ver4』は良いEAですが
作者さんが推奨する8つの通貨ペアでポートフォリオを組むことは、あまりおすすめしません。ポンド系が5つもありますので、利益も集中しますがリスクも集中して波が大きくなりがちです。
バックテストでも通貨ペアによっては波が大きめのものもありますので、それを止めて、別のEAから別の通貨ペアも加えて、リスクを分散したポートフォリオを組むと良いでしょう。
↓EAを入手したい方はこちらから↓

→ 優良EA100個&ポートフォリオ5個を無料プレゼント!
→ EAを無料で300個手に入れる方法!
→ 良いEAの条件と選び方
→ ポートフォリオとは何か?FX自動売買EAを複数同時に回す理由
→ 『完全放置戦略』とは
→ 『不調期回避戦略』とは
→ 自動売買の仕組みとVPS・MT4・EAの設置方法と使い方