作者『Hayabusa』さんのEA『Morning Stochas 8』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→82点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『Morning Stochas 8』は良いEAだと思いますが、通貨ペアは選別して使った方が良いかもしれません。
この『Morning Stochas 8』は、以下の8つの通貨ペアでの使用が推奨されていますので、当サイトでも同じ通貨ペアでバックテストしてみました。
CHF/JPY,AUD/CAD,AUD/NZD,EUR/CAD,GBP/CHF,GBP/JPY,USD/CAD,USD/CHF
この8つの平均値ですが、プロフィットファクタが1.92と高く、最大ドローダウンも1.31%と低めに抑えられていて良いです。
資産推移のグラフですが、全体的には長期では右肩上がりで良いですが、通貨ペアによってはやや短期中期の波があったり、停滞期が長めの部分があったりしますので、
この『Morning Stochas 8』だけでポートフォリオを組まないようにして、通貨ペアを選別して使った方が良いでしょう。
ゲムフォレックスでは、すでに朝スキャ系EAが多く登録されているわけですが、15分を使うEAはあまり多くはないので、そういう意味ではポートフォリオ構築の際のリスク分散には良いかもしれません。
ただ、他の優秀な朝スキャ系EAと比べますと、少し安定性とパフォーマンスが足りない部分はありますので、通貨ペアを選別して部分的にポートフォリオに組み入れると良いでしょう。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:18点/(20点満点中)
最大ドローダウン:18点/(20点満点中)
1年間の取引数:14点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:17点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:7点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Morning Stochas 8』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.92
・最大ドローダウン:1.31%(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:75.18%
・1年間の平均取引数:約141回
・使用通貨ペア:CHF/JPY,AUD/CAD,AUD/NZD,EUR/CAD,GBP/CHF,GBP/JPY,USD/CAD,USD/CHF
・使用時間足:15分足
(↓以下は作者「Hayabusa」さんの説明引用です↓)
19通貨、同一パラメータ―で右肩上がりになる条件で製作し、上位8通貨を選びました。
・このストラテジーは、Morning Stochas 7のアップグレード版です。
・5分毎の最初の5秒のみエントリー可能という制限を無くしました。
・MT4時間の0:00~1:00に、Stochasticをメインシグナルとして、逆張りエントリーします。
・エントリーするとSL,TPが設定されますが、シグナルでもクローズします。
・下記8通貨に対応しています。各通貨のチャートを開いて、それぞれにEAをセットして下さい。
・各通貨毎に、ポジションは一つずつしか持ちません。
・spread制限を設けています。現在のspreadがmax spreadよりも大きい時はエントリーしません。シグナルによるクローズも同様です。
・一時的にマイナスの期間はあると思いますが、長期的にコツコツ利益を積み上げてくれると期待しています。(過去15年間のback testは、8通貨とも良好です)
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Morning Stochas 8』は良いEAだと思いますが、通貨ペアによっては安定性とパフォーマンスがもう少し欲しいものもありますので、このEAだけでポートフォリオを組まないようにし、
選別して使うこと、他のEAの他の通貨ペアと組み合わせてポートフォリオを構築すると良いでしょう。
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