作者『TryStar』さんのEA『gee_Premia_SCAL_USDJPY_M1』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→48点/(100点満点中)
■検証評価コメント:
『gee_Premia_SCAL_USDJPY_M1』は残念ながら使いづらいEAのようです。
トータルの利益額は良いのですが、それはトレード回数がとても多く、プロフィットファクタの低さをカバーしているからです。
リアルトレードとの相関性が少しでもズレた場合は、逆にとても大きなマイナスをこうむることになります。
プロフィットファクタが1.18ではちょっと余裕が無いのと、最大ドローダウンが大きいのも気になります。
そして、中期長期での資産推移の波も大きいです。
良い時が数年間続くこともあれば、悪い時が数年間続くこともあり、好不調のリズムが読みづらいので、不調期回避戦略も使いにくいです。
例えばエントリーポイントが多いのは良い事なのですが、この『gee_Premia_SCAL_USDJPY_M1』の場合は、エントリーポイントが多いというよりは、短時間の中で少しずつ時間をずらしながら大量のポジションを持ち、固め打ち的にエントリーしているような印象を受けます。
それゆえに、同時決済した時の負け幅も大きく、最大ドローダウンが大きめになっている原因かと思います。
また、『gee_Premia_SCAL_USDJPY_M1』はスキャルピングをうたっていますが、実際の売買履歴を見ますと、日をまたいでかなり長時間保有しているように見受けられます。
もともとのトレード回数がとてつもなく多いわけですので、もっとエントリーを選別してパフォーマンスと安定性を高めたほうが良かったのではないかと思いました。
■個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:3点/(20点満点中)
最大ドローダウン:3点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:10点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:6点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:6点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『gee_Premia_SCAL_USDJPY_M1』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ:1.18
・最大ドローダウン:22.73%(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・1年間の取引数:約1348回
・使用通貨ペア:USD/JPY
・使用時間足:1分足
(↓以下は作者「TryStar」さんの説明です↓)
多数ポジションで大きな利益を狙います。
取引通貨:USD/JPY
取引スタイル:スキャルピング
取引時間足:M1
■長い時間足を見て、トレンドを見極め、M1でトレードします。
・指定時間にエントリーするUSDJPYのM1の多数ポジションのスキャルピングです。
・日本時間のAM4:00~6:30にエントリーします。
・内部ロジックによるトレーリングストップにて決済します。
※ナンピン、マーチンゲールは使用しておりません。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『gee_Premia_SCAL_USDJPY_M1』はちょっと使いづらいとなってしまいました。
ポートフォリオへの採用は見送りといたしました。
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