作者『riker』さんのEA『Laila-usdjpy』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→68点/(100点満点中)
■検証評価コメント:
『Laila-usdjpy』は良いEAだと思います。
プロフィットファクタが1.47と高いですし、最大ドローダウンもなんとか低めに抑えられています。
ただ、資産推移としてはやや波があるように感じますし、トータルの取引量がやや少なめですので、統計データとしての信ぴょう性が少し劣るのと、利益の伸びも少ないかもしれません。
ですので、回しっぱなしにせず、不調期回避戦略を使って運用すると良いでしょう。
■個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:8点/(20点満点中)
最大ドローダウン:18点/(20点満点中)
1年間の取引数:9点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:16点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:10点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:7点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Laila-usdjpy』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ:1.47
・最大ドローダウン:2.59%(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・1年間の取引数:約92回
・使用通貨ペア:USD/JPY
・使用時間足:5分足
(↓以下は作者「riker」さんの説明です↓)
ナンピン無し、マーチンゲール無しなので安心して使えます。
【Laila-usdjpyのコンセプトは?】
相場は常に一定のボラティリティで動いているわけではなく、値動きの小さい時と値動きの大きい時を繰り返しています。
つまり、値動きが小さい時期がある程度続き、それをブレイクすると今度は値動きが大きい時期に変化し、それが落ち着くと、再び値動きが小さくなります。
こうした変化をボリンジャーバンドで表現すると、スクイーズ状態が続いた後にはエクスパンション状態となり、それが落ちつくと再びスクイーズ状態に戻る、と言い換えることもできます。
もちろん、チャートは生き物ですので、毎回このような明確な変化になるわけではないですが、相場は低ボラティリティと高ボラティリティーを繰り返す傾向が見られます。
そして、このLaila-usdjpyでは、エクスパンション状態になってからの押目や戻りを捉えることに特化した手法になっています。
エクスパンションとは今まさにトレンドが継続している最中を表していますが、その時の押目や戻りでタイミング良くエントリーすることで、効率よくトレードできるように開発しました。
【ロジックの概要説明】
Laila-usdjpyはUSDJPYの5分足専用のEAですが、トレンド状態の確認には1時間足レベルのボリンジャーバンドを使用しています。
つまり、1時間足レベルのボリンジャーバンドが拡大している局面、つまり、エクスパンション状態になっていたらエントリーの準備をします。
そして、5分足でタイミングを計る際にはMACDを使用しており、MACDの2本のラインがゴールデンクロスしてロング、MACDの2本のラインがデッドクロスしてショートします。
もちろん、それ以外の細かいロジックもありますが、基本的なロジックの概要は以上のようになっています。
その他の特徴もまとめておきます。
・トレンドが発生してからの押目、戻りを捉えるデイトレ順張り系手法
・ある程度の含み益になると建値にストップを移動させます。
・ポジション保有数は常に1つで、ナンピン、マーチンゲールのようなドカンと負ける危険なロジックは採用していませんので安心して運用できます。
【ご使用にあたって】
Laila-usdjpyは過去10年以上のバックテストからその優位性を確認していますが、トータルの成績では勝率62%、リスクリワード比=0.88ほどになっています。
エントリー頻度は、その時の相場状況によりますが、おおよそ、月に8回程度になります。
よって、頻繁にエントリーを繰り返すわけではなく、エントリーポイントを絞り込んでいます。
大勝ちを狙うことなく、小さな勝ち負けを繰り返しながら、コツコツと利益が積み重なっていくとイメージしてください。
また、Laila-usdjpyはナンピンをしませんので、大負けすることはありません。
そして、含み損のポジションをダラダラと引き延ばすこともしませんので、「いつになったらこの含み損のポジションは解消されるんだろう」と不安な日々を過ごすこともありません。
負けるときにはきっちり負けてくれます。
複数のEAでポートフォリオを組む際、ナンピン系のEAが含まれていると資金管理が難しくなりませんか?
そういった点でも、Laila-usdjpyは安心してポートフォリオに加えることができます。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Laila-usdjpy』はプロフィットファクタが高いですし、最大ドローダウンも低めに抑えられていて良いEAだと思いますが、
資産推移の波がやや大きめですので、不調期回避戦略を使っていきましょう。
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