作者『TryStar』さんのEA『gee_PoleStar_GBPJPY_M15』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→29点／（100点満点中）
■検証評価コメント：
『gee_PoleStar_GBPJPY_M15』は、長期バックテストの結果としては厳しい結果となってしまいました。
テスト開始から1年もたずに破綻しています。
最大で18個以上ポジションを持つこともあり、損切り幅も大きいと思います。
基本ロジックまでは知ることはできませんが、やはりこういうポジションの取り方で、多数を同時に損切りし、その損切り設定幅が大きい場合は、やはり破綻という結果になってしまいます。
おそらく作者さんとしては、『gee_PoleStar_GBPJPY_M15』を直近の相場に特化したＥＡを作っていると思いますので、ゲムフォレックスのフォワードテストを見るだけなら、好調期が続くかもしれません。
しかしながら、長期で運用するとなると、このバックテストを見る限りでは『gee_PoleStar_GBPJPY_M15』はちょっと怖くて使いづらい印象です。
参考までに、直近半年間でテストしてみたところ、プロフィットファクタは3くらいで、資産推移も良さそうに見えるのですが、やはり大きな含み損を数カ月抱えています。
■個別項目評価採点：
プロフィットファクタ：0点／（20点満点中）
最大ドローダウン：0点／（20点満点中）
1年間の取引数：20点／（20点満点中）
資産グラフがキレイな右肩上がり：2点／（20点満点中）
売りと買いのトレード数のバランス：5点／（10点満点中）
トレード手法の安全性：2点／（10点満点中）
それでは実際に、ＥＡ『gee_PoleStar_GBPJPY_M15』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ：0.24（途中破綻）
・最大ドローダウン：99.59％（途中破綻）（資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合）
・1年間の取引数：約494回（途中破綻）
・使用通貨ペア：GBP/JPY
・使用時間足：15分足
（↓以下は作者「TryStar」さんの説明引用です↓）
着実に利益が積み上がりますので、長く運用して下さい。
取引通貨：GBP/JPY
取引スタイル：スキャルピング、ポジション
取引時間足：M15
○GBP/JPYのM15のスキャルピング、ポジショントレードです。
○エントリー条件に合えば、終日エントリーします。
○目標利益、または、内部ロジックによるトレーリングストップにて決済します。
○ポジショントレードですので、利益が出るまでポジションを保有し続けます。
※ナンピン、マーチンゲールのロジックは使用しておりません。
（↑以上が作者さんの説明です↑）
ということで、『gee_PoleStar_GBPJPY_M15』は直近のフォワードの結果を見る分には魅力的に映るかもしれませんが、
長期のバックテストで破綻しているのを見ると、ちょっと怖いですので、ポートフォリオへの採用は見送りといたします。
短期勝負で使ってみたい方は、自己責任でお願いいたします。
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