作者『SKY』さんのEA『SKY_GBPUSD』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→63点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『SKY_GBPUSD』は悪いEAではないと思うのですが、もう少しパフォーマンスと安定性が欲しいところでした。
プロフィットファクタが1.09ということで、合格ラインに届かず。
最大ドローダウンも7.75%で、絶対値の金額もちょっと高めです。
資産推移のグラフも、長期視点ならなんとか右肩上がりに見えますが、短期中期では波が大きいです。
せめてプロフィットファクタが1.30に到達し、もう少し中期の波が小さければ、不調期回避戦略なりで運用も出来たのですが、現状では不調期に入ったら使い続けるのは厳しいです。
長期のトータルでは純損益はプラスになっているわけですし、もともとトレード回数が多いですので、もう少しエントリーを選別すれば使えるEAに出来たのではないでしょうか。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:4点/(20点満点中)
最大ドローダウン:12点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:14点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:7点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:6点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『SKY_GBPUSD』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.09
・最大ドローダウン:7.75%:234.58ドル(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:39.95%
・1年間の平均取引数:約290回
・1年間の平均損益額:約4000円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:GBP/USD
・チャートの使用時間軸:5分足
(↓以下は作者「SKY」さんの説明引用です↓)
「SKY_GBPUSD」は、長期運用におすすめです。
長期安定 1ポジション型 最大ストップロス 30pips 脅威の利大損少EA。
利大・損小を追求した1ポジションのEAとなります。
最大ストップロス 30PIPS と損失を小さく、利益を追求し長期的に安定した収益性を追求しているため、ナンピン、マーチンは使用していません。
米国式 GMT+2/+3 ブローカー仕様になります。
買い・売りロジックが別のため相場の状況によっては両建てになる場合があります。
【パラメータ】
Slippage・・・3 (スリッページの許容数です:pips)
MaxSpread・・・3.0 (スプレッドフィルターです:pips)
TakeProfit_BUY・・・200(買いの最大利確値:pips)
TakeProfit_SELL・・・100(売りの最大利確値:pips)
StopLoss_BUY…30(買いストップ値のピップス数です)
StopLoss_SELL…30(売りのストップ値のピップス数です)
Lots・・・0.1 (1ポジションあたりのロット数です)
Magic1・・・1111111
(買いのマジックナンバーです、任意の数字を指定して下さい。他のEAとはマジックナンバーが被らない様にして下さい。)
Magic2・・・2222222
(売りのマジックナンバーです、任意の数字を指定して下さい。他のEAとはマジックナンバーが被らない様にして下さい。)
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『SKY_GBPUSD』は悪いEAではないと思うのですが、現状ではパフォーマンスと安定感が足りず、不調期回避戦略をもってしてもちょっと使いづらい印象です。
残念ながら今回は、ポートフォリオへの採用は見送りといたしました。
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